サポートを受けたい研究支援・実験補助者雇用制度
育児又は介護のため研究時間の確保が困難な研究者(院生は除く)のために、研究や実験を補助する者の経費を助成する制度です。
募集は、年2回です。性別を問わず応募できます。また、研究分野の文系・理系は問いません。補助者未定でも申請できます。
研究支援・実験補助者雇用制度:子育て・介護と研究の両立の一助に
連続したデータ収集が必要なのに保育園のお迎えの時間が・・・介護で時間の余裕がまったくないが長年手掛けてきたデータベースを今年度中には完成させたい・・・。
育児や介護中の研究者・教員にとって、一日数時間の時間のやり繰りが可能であれば、あるいはほんの少しの研究・実験補助があれば、研究・教育を中断せずに生活と研究を両立できるのに、と思うことが度々あります。またこうした日々の積み重ねが、研究者としてのキャリア形成・展開に大きな意味をもつことも珍しくありません。女性研究者支援センターでは、設置初年度の2006年から「研究支援・実験補助者雇用制度」を導入し、育児や介護中の研究者・教員を対象に、研究や実験の補助者の雇用を支援してきました。とくに、科学技術振興調整費「女性研究者支援モデル育成」事業の予算に本学の独自財源を加えることによって、女性だけでなく男性にも、また理系・医系だけでなく人文・社会科学系の研究者・教員も利用できる、全学的な、そして利用者の視点にたった制度として拡充・運用を図り、振興調整費が終了後も本学の独自プログラムとして実施しています。
今後とも利用者や応募者の意見を広く聞きながら、制度の改善を図っていく所存です。育児や介護で大変な時、ぜひこの制度の活用を検討してみてください。
研究支援・実験補助者雇用制度(R7-1)利用者募集
令和7年度1期 研究支援・実験補助者雇用制度利用者を募集します。
育児又は介護のために、十分な研究・実験時間がとれない研究者に対し、研究又は実験業務(注:経理等の一般事務や秘書業務及び教育関係の業務は支援対象外)を補助する者の雇用経費を助成します。本事業は、育児又は介護に携わる研究者であれば性別を問わず応募できます。
なお、募集要項の「6.想定する補助者の業務」に、本制度を実際に利用した研究者が補助者に依頼した業務例を挙げています。理系分野だけでなく文系文野でも想定される業務もありますので、文系の研究者もぜひ積極的に申請いただければと存じます。
利用を希望される方は、募集要項をご確認のうえ、所属部局長(部局事務)を通じて、メール添付ファイルにより申請してください。
なお、3年(6期)連続してこの制度を利用された方は今回申請できませんので、留意ください。
2024年12月18日(水) 17:00締切
(所属部局事務への提出期限は、所属の事務にご確認ください)