京都大学モデルの推進
平成18年度科学技術振興調整費 女性研究者の自立的研究環境整備促進
実施予定機関:平成18年度~平成20年度
総括責任者:京都大学総長 尾池和夫
実施予定機関:平成18年度~平成20年度
総括責任者:京都大学総長 尾池和夫
京都大学は、優れた教育・研究機関として、国内外に認められており、今後、さらに国際競争力のある人材育成と先端研究等への積極的展開を目指している。
そして、そのためには、優秀な若手研究者、女性研究者等の多様な研究者の活躍促進が必要不可欠であり、中でも女性研究者の活躍促進は重要である。
そこで、本課題では、基盤となる「京都大学女性研究者支援センター」を設置した上で、4つの事業「交流・啓発・広報」、「相談・助言」、「育児・介護支援」、「柔軟な就労形態による支援」を包括的な女性研究者支援事業として実施し、女性研究者が能力を最大限発揮できる環境を京都大学モデルとして創出し、男女共同参画社会形成に貢献する。
京都大学モデルの推進メニュー
機関の現状
平成17年度では女性教員(研究者)は、約200人、全教員の6%程度に過ぎない。
計画構想の内容
女性研究者の質と量の充実は、大学全体の知的活力の上昇につながる。
育成期間終了後における具体的な目標
女性研究者比率10%台を達成目標とする。
実施期間終了後の取り組み
大学独自の経費により事業を継続し、10年後の女性研究者比率20%台を達成目標とする。
期待される波及効果
大学の知的活力の増大と、結果としての社会への還元性の向上。