男女共同参画支援たちばな基金
“やりたいこと、あきらめない”
創造的でかつ人類の幸福に資する学問の持続的な発展に必要な多様性を確保するためには、女性と男性が公平に研究活動を行えるような環境をつくり出すことが重要です。
育児や介護等によってやりたい研究をあきらめることがないように、京都大学男女共同参画推進センターでは、待機乳児や病児保育のための施設を設置しているほか、育児・介護中の男女研究者のための研究・実験補助者雇用制度等の施策を実施しています。
こうした男女共同参画を推進するための各種事業を行っているものの、京都大学ではいまだに女性教員の比率が1割程度に留まっています。そのため男女共同参画推進のための施策を一層充実させる必要がありますが、予算を十分に確保できていない状況です。育児・介護中の研究者への支援制度では、希望者の5割程度にしか支援できていません。
男女共同参画推進センターでは、育児・介護等、その心配を理由に、学生が進学や研究者になることを諦めたり、研究者が研究を縮小・中断・断念したりするようなことがなくなってほしいと願っています。本基金を活用して各種支援・啓発事業を充実させることで、“女性も男性”も安心して学業・研究に取り組める環境をつくります。皆さまのご支援をお待ちしています。
「男女共同参画支援たちばな基金」への寄付に関する詳細についてはこちらをご覧ください。
基金の使途
項目 | 内容 |
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育児等支援の充実 | 育児・介護中の研究者を対象とする研究・実験補助者雇用制度の拡充 |
保育施策の充実 | 保育施設の拡充・改善、利用料の負担軽減 |
関係情報の案内・発信 | ホームページや冊子等により施策や関連情報を発信する |
男女共同参画推進事業の充実 | 女子高生車座フォーラム等の男女共同参画を推進するための取組の実施 |
育児や介護などを理由に進学や研究をあきらめることがないように、各種支援制度や啓発事業を充実させ、女性も男性も安心して学業・研究に取り組める環境をつくります。