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イベント記録

シンポジウム「研究者への道」(シリーズ 私の仕事とキャリアデザイン6)

シンポジウム シリーズ 私の仕事とキャリアデザイン6 「研究者への道」どこでも役に立つ-博士課程でトレーニングしたこと-を開催しました。
司会進行は、山末英嗣・女性研究者支援センター広報WG主査が行いました。稲葉カヨ・女性研究者支援センター長の挨拶のあと、お二人の講演者よりお話をいただきました。

講演1「実社会に研究は存在しないか?」
梅田幹雄(京都大学キャリアサポートセンター特任教授、京都大学名誉教授)

講演2「実社会で働く、その醍醐味とは」
西山裕子(マイパワー株式会社代表取締役)

 

講演の後には、西山氏がシンポジウムの始めに実施した「働く」「研究」の二つの言葉から連想する肯定的な言葉、否定的な言葉についてのワークショップの集約も使用して、会場からの質問に答える形でディスカッションを行いました。本学に特徴的な言葉としては、「研究」から連想する「賞」という肯定的な言葉で、研究の成果がノーベル賞など各種の賞につながることへの期待が感じられます。また、学部・修士課程修了後、まず社会で働く経験を積んだ上で、博士課程に進学するのはどうかということについては、現在の日本の研究支援制度に年齢制限が多いことが課題として指摘されました。しかし、博士の学位を取得することでできること、取得しなければできないこともあるので、"difficult"な状況であっても、"challenging"な姿勢でいることが道を切り開く方法であると確認されました。

 

日時 2012年11月26日(月) 16:00から18:00
会場 芝蘭会館別館(国際交流会館)2階 研修室

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