イベント記録
シンポジウム「国際ＮＧＯの仕事」（シリーズ 私の仕事とキャリアデザイン5）
シンポジウム「シリーズ私の仕事とキャリアデザイン－国際ＮＧＯの仕事－」を開催しました。国際的な活動を行っているNGOにおける研究活動の現状、実際に国際NGOで働くということ、仕事の内容、必要な知識や姿勢について、犬塚典子・女性研究者支援センター特任教授の司会により、講師自身の経験をもとに講演・ディスカッションを行いました。
講演1 石井 正子（大阪大学大学院人間科学研究科 准教授）
「研究と国際人道支援のコラボレーション－ジャパン・プラットフォームでの経験より－」
講演2 橋本 笙子（特定非営利活動法人ADRA Japan 事業部長）
「国際協力の現場で働くとは －仕事はもらうもんじゃない－」
続いて、伊藤公雄・女性研究者支援センター推進室長の進行により、講演者に参加者からの質問に答えていただく形で、ディスカッションを行いました。お二人からは、国際協力の仕事をするにも、多くの選択肢があるので、たとえば国連で働くというように決めるのではなく、どのような機関でどのような働き方をするのかは、柔軟に考えた方がよい、何よりもまず、国際協力の現場を経験することが重要だとアドバイスをいただきました。また、欧米に比較して、日本ではボランティアと同一視されるなど、ＮＧＯへの正しい理解がまだまだ進んでいないことにも言及され、課題として提起されました。
| 日時 | 2012年7月17日（火） 16：00から18：00 |
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| 会場 | 芝蘭会館別館（国際交流会館）2階 研修室 |
