センターについてセンターの活動

女子高生・車座フォーラム

女子高生車座フォーラム 2024 グループワーク講師紹介

【文学部】
文学部グループ担当のミツヨ・ワダ・マルシアーノです。
私は、文学研究科の中にある国際文化越境専攻(大学院)の専攻長をしていると同時に、映画・メディアを研究分野としています。映画の中でも私が特に専門としているのは、日本映画、アジア映画、クィア映画、環境映画(エコシネマ)、ドキュメンタリー映画等です。映画の分析を通して、アイデンティティにまつわる政治学について考えたり、女性映画を研究することで新しい映画史を築いたりということに現在は力を注いでいます。
京大文学部は、哲学を始め、歴史学、文学、行動科学(心理学、言語学、社会学、地理学)、そしてメディア文化学に至るまで、幅広い分野の学問を提供しています。関心のある分野が一つでもあれば、是非フォーラムにご参加ください。研究の事だけでなく、文学部の学生生活など、気になることがあれば気軽にお尋ねください。お会いできるのを楽しみにしています。

〇ファシリテーター文学部2回生 

【教育学部】
教育学グループ担当の佐藤万知です。
私の専門は高校以降の教育を扱う高等教育論です。
特に、学生や教職員、社会にとって大学がどのような場であればいいのか、ということを研究を通じて考えています。
教育学部では、教育、人間、心、社会について、さまざまな角度から学び、研究することができます。また教育学部は一学年70名前後の小規模な学部のため、同学年のつながりだけでなく先輩・後輩と縦のつながりも強く、学生コミュニティの活動も活発です。
教育学部に関心のある方だけでなく、大学について疑問がある方もぜひご参加ください。

〇ファシリテーター教育学部3回生

【法学部】
法学部グループ担当の木村敦子です。専門は、民法です。民法とは、市民の生活のかかわる法律として、契約などの取引関係や家族関係に関するルールを定めています。私は、とくに、結婚や親子に関する法的問題、近時では同性婚や生殖補助医療といった事柄についても研究をしています。
現代社会では、AIなどの科学技術の発展やSNSの普及などに伴い、これまでの法律では想定されていなかった社会問題もたくさん生じており、それについてどのようなルールを定めるべきか、ということを考えていかなくてはなりません。法学は、歴史、思想、実証といった多様なアプローチを用いながら、人びとの生活、経済、政治、国際関係などの社会の仕組みを探求していく学問です。京都大学法学部の出身者は、法曹だけでなく、公務員や国際機関、民間企業など、さまざまな分野で活躍しています。私も京都大学法学部の出身ですし、大学生活も含めて、気軽になんでも質問してください。

〇ファシリテーター法学部4回生

【経済学部】
経済学部グループ担当のケヴヘイッシュウィリ・ルースダンです。学生からルースダン先生と呼ばれています。
専門はファイナンス工学です。主に、リスクのモデリングとリスク管理を研究しています。出身国は黒海とカスピ海の間に位置するジョージアです。 2010年4月に国費学部留学生として京都大学経済学部に入学し、2014年3月に卒業しました。
我々の日常生活に直接関係している経済学は、定量的と定性的手法両方を用いた広い学問分野です。京都大学経済学部で提供されている科目の選択肢は多く、自分の興味のある科目を自由に履修することができます。経済学を構成している分野の中で文系に近い分野もあり、理系に近い分野もありますので、文系学生でも理系学生でも興味のある分野を見つけることができます。
文系・理系問わず、積極的な参加をお待ちしております。

〇ファシリテーター経済学部3回生

【理学部】
理学部グループ担当の向吉恵です。
私がいる化学専攻では物質について原子、分子レベルで理解し、全く新しい反応、物質、機能を創り出す研究をしています。その中でも、私は無機化学を専門とし、金属ナノ粒子の研究を行っています。金属ナノ粒子とは、金属のとても小さい粒子のことで、小さくすることで普通では見られない面白い性質が現れるため、様々な工業分野でも利用されています。
理学部では、化学の他にも数学、物理、生物、地学と幅広い研究分野があり、大学で学びながら専門を定め、深められるのが特徴です。大学での生活や研究、進路、なんでも気軽に質問していただければと思います。皆さまとお話しできるのを楽しみにしております。

〇ファシリテーター理学部4回生/分子構造化学研究室

【医学部(医学科)】
医学部医学科グループ担当の西谷陽子です。
法医学を専門にしています。医学部医学科を卒業した後の医師にも多くの進路があります。
診療治療するだけでない、幅広い医学の領域、研究についてお話ししたいです。また、リーダーシップやコミュニケーションについても考えたいです。皆さんの将来はとても多くの可能性が広がっています。何か新しい刺激をお互いに与え合いたいですね。

〇ファシリテーター医学部(医学科)3回生

【医学部(人間健康科学科)】
医学部人間健康科学科グループ担当の兼重 美希です。
私は作業療法士で、作業療法士として脳や脊髄といった神経が傷害された患者様のリハビリテーションに携わったことをきっかけとして、神経の研究を始めました。
これまでラット、サル、ヒトと動物種を問わず、神経の機能と構造を理解し、神経の機能を最大限に引き出すことを目指して、研究を行ってきました。人間健康科学科には看護、総合医療科学、リハビリテーション(理学・作業)と複数のコースが存在し、医学・医療という共通のテーマのもとに幅広い研究が行われています。また卒業後の進路は、医療分野にとどまらず行政や企業からアカデミックまで多種多様です。皆様とお話できることを楽しみにしています!

〇ファシリテーター医学部(人間健康科学科)4回生

【薬学部】
薬学部グループ担当の申 惠媛(しん へうぉん)です。専門は細胞生物学です。
病気を治す薬をつくるためには、病気の原因を解明し、その原因をターゲットにした薬の開発が必要です。薬学部では、これらに必要な生物学、化学、物理学の学問を幅広く学び、各研究室では独自の研究を展開しています。
病気の原因を探るためには、正常なからだの仕組みを理解する必要があります。みなさんのからだは約37兆個の細胞からなっていて、これらの細胞は様々な組織で固有の形や機能を持っています。私はヒトの細胞が正常に機能するための仕組みについて研究しています。研究室では、細胞のなかを顕微鏡で観察したり、遺伝子を組み換えたりしています。私は、科学者になりたいと思い韓国で修士修了後、日本・ドイツでの留学を経て、日本の大学で研究することになりました。皆さんのどんな些細な疑問や質問でもお待ちしています。

〇ファシリテーター薬学部4回生

【工学部】
工学部グループ担当の横山 悠子です。
私たちが豊かで健康的な生活を送るためには科学技術の発展が欠かせません。工学部では、新しい技術や物質の創生を通じて既存の問題解決を目指す多岐にわたる研究をおこなっています。
私の専門は化学で電池の研究をしています。電気は生活に欠かせないものですが、環境問題を考えると自然エネルギー発電の利用が必要です。日々変動する自然エネルギーを蓄え必要に応じて使える、長寿命、安全、高効率の蓄電池を目指し反応解析や材料探索をしています。
ものづくりが好きな人、ものづくりで地球規模の問題解決に貢献したい人、少しだけど興味あるかなという人ももちろんokです。大学生活、そしてその後の進路を一緒に想像してみましょう。

〇ファシリテーター工学部3回生

【農学部】
農学部グループ担当の木下 有羽です。
資源生物科学科に所属しており、アブラナ科野菜の開花制御や育種に関する研究をしています。普段は畑で植物材料を栽培したり、室内でゲノムや遺伝子発現を調査する実験をしたり、データ解析をしたりしています。植物が見せてくれる様々な反応のメカニズムを解明する過程は非常に楽しく、また植物のもつポテンシャルにいつも驚かされます。得た知見を、農業生産や育種、新しい技術に繋げていける点にもやりがいを感じています。
私は京都大学農学部に入学し、学部・修士・博士を経て教員になり、今年で11年目になります。グループワークでは、学生生活や研究生活、進路やワークライフバランスについてざっくばらんにお話しし、大学をより身近に感じてもらえたらと思っています。ぜひ、お気軽にご参加ください。

〇ファシリテーター農学部3回生/資源生物科学科

【総合人間学部】
総合人間学部グループ担当の吉田恭子です。
総合人間学部は分野横断的な学際性が魅力の学部です。私自身も狭義の専門である「アメリカ現代小説」を超えて他の領域とどう繋がっていくかを模索しながら研究活動をしています。その際のひとつの問いは「アメリカ文学とはなにか」です。米国人が書けばアメリカ文学?米語で書かれているとアメリカ文学?そもそも「国民文学」の枠組みはなんのために存在するのか?今日の世界の文学がどのように生産され流通しているのか、そしてそれは近代の歴史や文化背景とどのように繋がっているのか?
グループワークでは他講座の学生さんも協力してくれますので、文学以外に関心がある方も気軽に参加してください!

〇ファシリテーター総合人間学部(理系)4回生
総合人間学部(文系)4回生

#関連タグ